2007年07月16日

睡眠時無呼吸症候群10

 睡眠時無呼吸症候群によって昼間に強い眠気を感じ、仕事中や運転中の居眠りを引き起こすため、事故の原因となる可能性が指摘されています。
 欧米の国々の運転法規では、この病気の患者の運転を制限する条項が盛り込まれています。また、日本でも「重度の眠気の症状を呈する睡眠傷害」は免許停止・取り消しの用件の一つとなっており、免許試験や更新申請の際に症状を申告しなければなりません。2005年6月に岐阜県で居眠り運転の路線バスが民家に突っ込むという事故では、運転士が睡眠時無呼吸症候群と診断されています。
 しかし、この病気は治療すれば確実によくなることがわかっており、逆に円滑に治療を受けられるような就労システムや医療体制が確立されることが望まれます。
 まだまだこの病気に対する正しい知識と、
社会の認知が求められています。
posted by かめの at 15:21| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月15日

睡眠時無呼吸症候群9

 睡眠時無呼吸症候群の治療法として代表的なのが鼻腔持続陽圧呼吸治療(CPAP=シーパップ)と呼ばれるものです。これは、夜眠るときに呼吸器と接続した専用の鼻マスクを装着して、そこから空気を送り込んで気道の閉塞を防ぐ機械です。日本では、レンタルにあたって保険が適用されます。
 この装置は一見したところものものしい印象があり、患者以外が装着すると眠りにくいのですが、睡眠時無呼吸症候群でよるの眠りが浅く、昼間眠気の強い人は、この装置によって無呼吸が抑えられると深い眠りを得られて熟睡間が増加します。ただ、空気を送り込む圧力は人によって異なるので、それを決めるためにもう一度入院して試着する必要があります。
 しかし、その時間をかけても、CPAPを装着すると劇的に睡眠状態が改善されますから、
いまでは多くの医療機関でこの治療法の指導を行っています。
posted by かめの at 15:26| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月14日

睡眠時無呼吸症候群8

 睡眠時無呼吸症候群と診断された場合、どのような治療法があるのでしょうか?
 まず大切なのは、生活習慣の改善です。
1. 減量(ダイエット)
  この病気の患者は肥満を伴っていること
  が多く、減量によって症状が改善するこ
  とがあります。
2. 飲酒の制限
アルコールは気道の筋肉を弛緩させます。
就寝前、少なくとも4時間前になったら
飲酒は控えましょう。
3. 薬物の制限
精神安定剤や睡眠剤も気道の筋肉を弛緩させて無呼吸を悪化させるものがあります。
4. 禁煙
喫煙は血中酸素を低下させ、喉の炎症を招きます。
 そのほか、横向きに寝る、枕の高さを変えるなどの工夫も効果的です。
posted by かめの at 00:41| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月10日

睡眠時無呼吸症候群7

 睡眠時無呼吸症候群の診断は、いびきや無呼吸、昼間の眠気などの症状の問診、耳鼻科的、歯科的、内科的に気道の形や合併する心血管系疾患、代謝異常などの検査も行われます。その上で、一晩入院して睡眠と呼吸の状態を総合的に評価する「終夜睡眠ポリグラフ検査」を行います。この検査で無呼吸の頻度や脳波、眼球の動きなどを測定して、睡眠に関する情報をくわしい呼吸状態のデータとあわせて調べます。体にいくつか電極を装着しますが、シール電極なので痛みはありません。
 1時間あたりの無呼吸の回数を無呼吸指数と言います。また、1時間あたりの呼吸による換気が通常の半分以下に低下する回数を低呼吸指数と予備、無呼吸指数と低呼吸指数の合計が5以上20未満を軽症、20以上40未満を中等症、40以上を重症と分類します。
 このうち、中等症以上の患者の場合、まったく治療をしないでいると、治療した場合に比べて生存率が低いことがわかっています。
posted by かめの at 23:53| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月07日

睡眠時無呼吸症候群6

 睡眠時無呼吸症候群の診断については別に述べますが、ここでは簡単な目安をご紹介します。
 まず、いびき。疲れているときやお酒を飲んだ後のいびき、一定のいびきは問題ありませんが、無呼吸を伴ったり、突然大きな音を出すようないびきは要注意です。
 また、昼間の眠気も目安になります。昼間、
座って読書をしているとき、テレビを見ているとき、劇場や会議で座っているだけのとき、
他人が運転する車に1時間乗っているとき、座って他の人と話をしているとき、昼食後、静かに座っているとき、車に乗車中の渋滞が2〜3分以上続くときに眠くなることが多いと睡眠時無呼吸症候群が疑われます。
 この病気の医学的な診断は、まず医師による問診と検査です。検査は入院を伴いますが、注射をしたり、痛い思いをするようなことは一切ありません。忙しい人のために早朝に退院できるシステムもあります。
posted by かめの at 17:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月06日

睡眠時無呼吸症候群5

 睡眠時無呼吸症候群は循環器系の生活習慣病との関係が深いことが近年わかってきています。睡眠時無呼吸症候群によって睡眠不足が重なると、
1. 高血圧
睡眠不足によって全身の動脈の緊張が高まり、血圧も上昇します。高血圧はさらに、心不全、心筋梗塞、脳卒中などの引き金になります。
2. 糖尿病
睡眠不足は血糖を低下させるホルモンであるインスリンの効き目を鈍らせます。また、糖脂質の代謝を悪くさせるため、肥満を招き、高脂血症、糖尿病を引き起こします。
3. 虚血性心疾患
冠動脈の緊張が高まり、夜間の狭心症発作や心筋梗塞の引き金となります。
そのほか、不整脈、多血症、肺高血圧症などの遠因となる恐ろしい病気です。
posted by かめの at 07:17| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月04日

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群とは、「夜、7時間以上の睡眠中に、10秒以上の無呼吸が30回以上断続的に繰り返される」状態をいいます。
そして、特徴としては呼吸が再開されても大きないびきを伴うということです。
 この病気によって引き起こされるのは、昼間眠くなるといったはっきり自覚できる症状のほか、心不全、脳血管障害、呼吸障害など
の重大な病気まで引き起こされます。つまり、
睡眠時無呼吸症候群とは生活習慣病であることを頭に入れておいてください。
 大雑把にみて、男性の20%程度、女性の6
%程度は常習的にいびきをかくとされています。いびきは、いわば生理的な現象ですから、たまにかくいびきは問題になりませんが、いびきが途切れたり、突然爆音のような大きないびきをかくようであれば、睡眠時無呼吸症候群の疑いがきわめて濃厚です。いびきは、当の本人には自覚がないので、家族などが気づいたら早めに本人に知らせるべきです。
posted by かめの at 10:37| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月03日

いびき防止について

 いびきを防止するには、どうしたら良いのでしょう?
 日常的に簡単にできる対策は、眠るときの姿勢をいつもと変えてみることです。例えば、
横向きに寝ると舌の落ち込みによる気道の圧迫をある程度は防止できます。また、枕を低くすると、気道がまっすぐになって、空気の通りが改善されます。
 太っている人の場合は、何をおいてもダイエットです。また、今は太っていない人でも、これから先も太らないように、食生活を見直し、適度な運動を心がけましょう。
 また、お酒を飲んだ後にいびきをかくようであれば、まず禁酒してみましょう。その結果、いびきがやむのであれば、禁酒を続けるか、飲む量を控える、さらに、床につく時には完全に酔いが覚めている状態になるよう、大量の飲酒にならないように気をつけましょう。
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2007年07月02日

睡眠時無呼吸症候

いびきは体が発信する危険信号だということをまず理解してください。
 いびきは眠っているときに発生する粘膜の振動音です。原因を挙げると、
1. 肥満
太るとあごや喉、首周りにも肉がついてきます。また舌も太くなり、その結果気道が圧迫されていびきが発生します。
2. アルコール
お酒を飲むと気道内が充血して粘膜が膨張します。鼻がつまったような状態です。
さらに舌や咽頭の筋肉が弛緩して気道が狭くなり、いびきが発生します。
3. 薬物
筋弛緩剤、睡眠薬精神安定剤などは筋の緊張を緩和させるので、気道が狭くなり、いびきにつながります。
4. 鼻・喉の異常
アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎、扁桃炎などは気道を狭くします。
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2007年07月01日

睡眠時無呼吸症候群

 2003年2月、新幹線の運転士が居眠り運転をするという事件がありました。この運転士は睡眠時無呼吸症候群の患者でした。
 「睡眠時無呼吸症候群」とはどんな病気なのでしょう?どんな害を人間の体に与えるのでしょう?この病気の特徴は、「いびき」にあります。そこで、まずいびきについて考えましょう。
 いびきや歯ぎしりは、他人に迷惑なものとされています。当の本人はまったく自覚していないので、周囲から指摘されて初めて気づくというのが現状でしょう。
 いびきをかいていると、一見熟睡しているように思われますが、実は気道がふさがって呼吸が苦しくていびきをかいているのです。呼吸がスムーズにできないということは、眠りが浅くなり、常に睡眠不足の状態にあるということです。日中の眠気、集中力・記憶力の低下、イライラなどは、睡眠不足に起因することが多いのことを認識してください。
posted by かめの at 04:05| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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